ゲーム好き主婦のひとりごと

気の向くままに、思い付くままに書いた独りよがりブログ

NHKスペシャル『いじめと探偵』を見て・・・

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子供を持つ親としては、いじめの問題は、いつ自分の子供の

身の上に降りかかるやも知れない事で、他人事ではありません。

 

今日のテーマと内容は、少し重いです。

 

私のように、いじめにあっていない人間がいじめの事を

書くのは、どうなのかなぁ~と思ったのでが、

あってない人間の立場で書いて見ます。

 

勿論、いじめた事もないです。

いじめは、仲間外し、仲間外れと言うものです。

 

私は、我が強く、女友達とも、クラスの男の子とも、

口喧嘩はしましたが、一時的なもので、

長い期間仲間外れと言う目には、あった事はありません。

 

社会に出ても同様でした。

なので、いじめられた実体験の辛さを知りません。

 

国が把握しているだけで、日本で起きるいじめは一年間で

41万件と言われています。

 

その事に、強い危機感を持ち、行動しておられる方、

阿部泰尚(あべひろたか)さん、通称いじめ探偵、子供や親からの

依頼を受けいじめの実態を調査されています。

 

全国から、寄せられた相談は、6000件を超えた。

学校に取り合ってもらえず、警察や弁護士にもすがれない。

 

最後の駆け込み寺が探偵です。

阿部さんは、独自のやり方で、いじめ問題に切り込もうと

しておられます。

 

現場での阿部さんは教師が出て来れば、追いかけるという。

教師にとって生徒の命は、軽いと阿部さんは、言われる・・・

 

その探偵事務所は、東京世田谷の古いアパートの

一角にある・・・

 

素性を隠した20人ほどの探偵が調査に動く。

 

不倫、ストーカー、ブラック企業、社会のいざこざが

次々に待ちこまれる・・・

 

最近、急増しているのが、いじめに関する依頼、全国から

様々なケースが持ち込まれる・・・

 

この日は、宇都宮の中学3年生の男の子、

複数の匿名の人物から、誹謗中傷の手紙を学校でばらまかれて

家にも送られ続けているという・・・

 

『証拠がなければ、話にならない』と言うのが学校の

一点張りの言い分のようだ。

 

皆に、話しても『何とかなるでしょう』と軽く流さてしまう。

 

真剣にやってもらって、精神的に助かるし、ありがたいと

その子は言う・・・

 

命に係わる深刻なケースは、現地に向かう。

いじめで自殺未遂をしたという新たな相談が飛び込んできた。

 

山口県高等専門学校に通うA君、辛い体験を語りたがらない

本人に代わって、母親が状況を説明した。

 

眉毛が半分ないので『どうしたの眉毛?』と言うと

『もういい!』と言って言わなかった。様子も落ち込んでいた。

 

複数の同級生からSNSで誹謗中傷され、やがて直接の暴力に

エスカレート、殴られたり、眉毛を無理やり剃られたり

したと言う・・・

 

追い詰められたA君は、多量の睡眠薬を飲み自殺を図った。

発見した母親が、救急を呼び搬送・・・一命を取り留めた。

 

6年前の施行された法律では、いじめの疑いと重大な被害が

あれば、学校や教育委員会が速やかに対応を協議、

三者機関などが、真相を究明し再発防止を目指す事になっている。

 

ところが、人の命を何とも思わない学校の体制・・・

学校も、第三者委員会も充分な調査を行ってくれない。

 

三者機関が出した中間報告書では、SNSでの暴言や悪口は

認められたものの、自殺未遂に繋がるような激しい暴力は、

認められないという・・・

 

このままでは、深刻ないじめが無かった事として、

最終報告が出されそうだという・・・

 

阿部さんは、さっそくいじめを目撃した同級生たちに接触

目の当たりにしたという暴力に実態を聞き取った。

 

ガーンと殴られたり、クラス内で死ねいう事が日常茶飯事に

されていたと言う。

 

加害者グループを敵に回した感じだという。

A君をかばうちに、同級生たちもいじめれるようになり、

学校に、訴えたが取り合ってくれなかったという。

 

正面突破は難しいと感じた阿部さんは、探偵ならではの方法で

切り込む事にした。

 

三者委員会が会見をするという情報を掴み会場へ向かった。

その会場に、校長の補佐が来ていた。

 

阿部さんは、この学校の過去も徹底的に洗い直す。

この学校では、3年前にも生徒が一人いじめで自殺していた。

 

対応に問題はなかったのか?今回と共通点はないのか?

探って行く。

 

集めた材料を直接学校に充てようとしたが、弁護士が間に立ち

取り合ってもらえなかった・・・

 

答えないなら、実力行使、集めた情報を写真や学校名と共に

ネット上で拡散、社会の注目を集め問題と向き合わなければ

ならない状況を作っていく。

 

更に、学校周辺に張り付いて関係者を直撃する機会を

狙った。

 

自らの存在を学校関係者に知らしめることでプレッシャーをかけ

調査の継続を促すのが狙いです。

 

世論に訴える為に更に念を押す。

地元の新聞社とテレビ局を集め答えようとしない学校の

姿勢を糾弾した。

 

阿部さんの会見を学校といじめの問題を地元テレビ局が報じた。

そして、捜査の継続が決定した。

 

ふたを染めたい人達ばかりなのでそれを衆人環視のもとで

ふたが閉められない状況をまず作れれば、目的は

一つ達成できたと阿部さんは言う。

 

 

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ラインの14120人のアンケート

 

いじめられた経験がある  10%

 

10%の中の36%がネットやSNSでのいじめそして、72%が

親も学校も気づいていないと回答

 

中学女子『そんなの、良くある事だと言われた』

 

中学男子『教師に相談したら、取り合ってくれず』

    『むしろこちらが責められた』

 

中学女子『大人は、自分達の事どうでもいいんだ』

 

高校女子『しかたない、終わるまで耐えよう』

 

いじめがあったと訴えても問題を解決してくれない

51%

解決を諦め自分が耐えた

83%

 

いじめがより見えにくい実態が明らかなっている。

 

子供が、自ら阿部さんに相談には来ない。

異変に気付いた親が相談に来る。

 

警察や弁護士に相談しても事件性が無いと断られる。

 

阿部さんは、いじめの依頼は、最初は有料でやっていたが、

子供の悩みでお金を取る事に疑問を感じ、

今は寄付をつのって活動するようになった。

 

行き場を失い孤立する子供がいかに多いかを知り

止めるにやめられなくなったという・・・

 

被害に遭っているのに見捨てられていく人たちが、

沢山いるのに受け皿になっている所がどこにも無いと

阿部さんは言う。

 

『探偵なんて』と蔑んだ言い方をされるけれど、

僕らに頼らないとどうにもできないという所まで

来ている・・・

 

 

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今年、1月5日に子供が自殺した事件・・・

 

死んでる子供に関しては、その子自身の話が聞けないので

物凄くやりずらいと阿部さんは言う・・・

 

どこまでやっても相手が認めないと最後の最後まで

証明できない状態になってしまう。

 

なので、引き受けない事にしているという。

しかし、差し迫った遺族の状態が気になり、名古屋に向かう。

 

遺書も無く、家族には何も分からない・・・

 

ビルの9回から飛び降り即死でした。

 

眠ったように寝ている子供の顔・・・血のぬくもりが

忘れられないと父親は話す。

 

かこさんは、大阪から引っ越し、新たな学校に通い始めた

ばかりだった・・・

 

学校が行ったアンケート調査では、所属していたテニス部で

いじめがあったと報告した子供が何人もいた。

 

かこさん本人から、無視されているという訴えを

直接聞いている人もいた。

 

いじめを行っているという複数の生徒の名前が上げられ、

かこさんが、怖がっていたと報告されていた。

 

父親は、このアンケートを読んでいじめだったと思った。

 

しかし、その後まとめられた教育委員会の調査報告書では

アンケートにあったいじめは、確認されなかったとあった。

 

そして、部活が心身共にきつく、ストレス要因になっていた

可能性があると結論付けられていた。

 

亡くなる直前まで、家族には

元気な姿をみせていた、かこさん・・・

 

学校で一体何があったのか?真相が知りたいと斎藤さんは

訴えた・・・

 

斉藤さん『僕らは、静かに悲しんで泣きたいんです』

    『けど、泣かしてくれない!』

 

    『あの子の葛藤、苦しみは明らかにしないといけないと』

    『ずっと思っている・・・』

 

亡くなったかこさんからは、話を聞く事はできない・・・

 

阿部さんは、残された遺品から手掛かりを探れないかと

考えた・・・

 

テニス部に入って欠かさず付けていたノート・・・

上手くなりたいと技術を熱心に研究し、

部活の顧問もその向上新を高く評価していた。

 

届いたばかりの新しく届いたユニフォーム、亡くなる前日まで

嬉しそうに準備していたことも分かった・・・

 

遺品の中に食べ終わった後のお菓子の袋が何故か宝箱の中に

かこさんは、大切にしまっていた・・・

 

残された写真を確認すると、初めてテニスの試合に行った時に

参加者に配られたものだった・・・

 

ここまで好きだっ部活が、何故?ストレスの要因になるのか?

阿部さんは、報告書の書かれ方に強い違和感を感じた。

 

阿部さん『取りあえず、開示請求系統は、バンバンやってもらって』

    『個人情報のの開示請求申し立て・・・』

 

斉藤さん『これは、個人で出来るんですか?』

阿部さん『はい、できます。行政の窓口でできるので・・・』

 

斉藤さんには、かこさんの個人情報の開示を求める権利がある。

情報開示請求に加え学校関係者との会話も録音するよう勧めた。

 

どんな調査や検証をへて部活の疲れがストレス要因という

結論に至ったのか・・・

 

教育委員会の報告書がまとめられた経緯が

開示される事になった・・・

 

教育委員会の回答に斉藤さんは、耳を疑った・・・

 

かこさんの死の原因について話合った会議の記録が

無いというのだ・・・

 

斉藤さん『記録は、付けなかっという事ですよね?』

教委  『はい・・・』

 

斉藤さん『学校もですね?』

教委  『はい、そうだと思います、はい・・・』

 

斉藤さん『今回の案件は、人の生死に関わる問題なので』

 

    『そこで、誰がいつ集まったかも分からない』

    『何が話されたのかも分からない・・・』

 

    『開示求められたら記録を付けてないから』

    『分かりませんと言われても・・・』

 

    『無いっておかしいでしょ・・・普通に考えたら』

 

教委  『でも、実際にない・・・ありません』

教委  『いい加減にやっているつもりはないんですけども』

 

斉藤さん『今はいい加減かどうかじゃなくて』

    『記録の有無の話で・・・』

 

教委  『記録は、ありません』

斉藤さん『記録は、残さない、無いでいいんですね?』

 

教委  『無いです・・・』

斉藤さん『だから、開示出来ないという理由なんですね?』

 

教委  『はい・・・』

 

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一回目の調査の経緯は分からないまま、遺族の訴えを受けて

2回目の調査が動きだした。

 

次の攻めどころは、どこか?・・・

アンケートで複数の生徒が報告したいじめの記述だ。

 

一回目の調査では、いじめ記述について殆どが、噂や憶測に

過ぎないとしていた。

 

しかし、肝心のかこさんが怖がっていたと

名前が挙げられた生徒には、聞き取りがされた形跡はなく

プライバシーにかかわる事は、答えられないとされた・・・

 

また、生徒の4分の1が教育委員会の聞き取りを拒否、

斉藤さんは、全員から聞いて欲しいと何度も求めたが

強力を得られた人だけが対象だと告げられた・・・

 

生徒から直接情報が取れないか?

阿部さんはアンケートの内容をネット公開する事にした。

 

そこに載せたのは、あのお菓子の袋の写真・・・

 

努力を続け生まれて初めて試合に参加し、

その時に貰った商品だった。

 

どんなに楽しかっただろうか?どんなに嬉しかっただろうか?

この子の声を代わりに教えて欲しい・・・

 

情報提供を呼びかけた・・・

 

委員会の最終報告は自殺の大きな要因は、部活により心身の

疲労が蓄積、いじめについては目撃者がおらず

認められないと結論づけられた。

 

斉藤さんは、いじめの事を記したアンケートがあると反論。

 

すると委員たちは、そのアンケートは無記名なので

今回の調査では、対象にしていないと告げた・・・

 

それでは、真実が分からないと食い下がったが、

結論は変わらなかった。

 

斉藤さん『いじめの調査ってなんなんだろうなって?』

    『そう思って聞いてました・・・』

 

阿部さんが一路望みを託しネットでお菓子の袋と共に

情報を呼び掛けていたサイトについに連絡が入った。

 

テニス部にいた生徒だという人物・・・部活内には以前から

いじめがあり、自分もその対象になっていたという情報だった。

 

かこさんのいじめられ方は、自分の時と同じだ。

 

かこさんの自殺の原因は、部活の疲労が原因とは

思えないと言う内容が書かれてあった。

 

2回目の調査が終わった今、時間はなかった。

時間が経てば経つほど不利になる・・・

 

更なる調査の可能性があるとすれば、学校のある自治体の

長が判断を下す事だ。

 

阿部さんは、最後の手段に出た・・・

 

これまで得た情報を持って向かったのは、国の行政を担う

文部科学省・・・霞ケ関の官僚に直接報告書の問題点を

伝え教育委員会に行政指導を入れるよう求めた・・・

 

斉藤さんは弁護士と共に、自ら記者会見を開き、自治体の長に

再調査を求める事にした・・・

 

かこさんの死の真相をこのまま埋もれさせないで欲しいと

訴えた・・・

 

人の命とは、このような扱いを受けなければならない程

軽いものなのでしょうか?

 

今は亡き娘の声なき声を救い上げて頂きたい・・・

そう言われました・・・

 

会見から2週間後、名古屋市長は3度の調査を立ち上げる

委員会を決定した。調査は今後も続いてゆく・・・

 

真相を明らかにすることで救われる命もあるのではないか?

そう考えている・・・

 

今日も行き場を失った『たすけて・・・』の声が溢れている・・・

 

 

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親にとって、子供に先立たれることくらい、

辛い事はないと思う・・・ 

 

それが、理由も分からない自殺となったら・・・

 

自分は、親として何をしていたんだ!子供の何を見ていたんだと

自分を責めてしまうでしょう・・・

 

斉藤さんがかこさんの自殺の原因を知りたいのは、

当たり前だと思います。

 

二度とかこさんのような子供を出さないように、

自分と同じ想いをする親を出さないためにも、

真相究明をしたいのでしょう・・・

 

教育委員会は以前先生だった方がなっておられる確率が非常に

高いところです。

 

学校と同じで、出来れば何もなかったことにしておきたい

人達の集まりです。

 

なので、学校と同じ見解が出て当然でしょう。

 

調査は、第三者委員会のような所がやるべきなのですが、

ここもあまりあてにはならない・・・

 

いじめをした子供たちが自分たちがしたことを悪い事だと

認識せず、今後も同じような事を続けていけば、

負の連鎖が続きます。

 

自殺する子供たちは、優しい子、大人しい子が多いような

気がします。

親に、心配させないように、何も言わない子もいます。

 

自分は悪く無いのに、自分を責めてしまうのでしょう・・・

 

学校や教育委員会とやり合うには、時間や体力がいります。

 

いじめで子供が学校に行きたくないという事であれば、

夜間中学に通ったり、通信高校と言うのもあります。

 

大検を受けるなど方法は他にもあります。

でも、死んでしまったら終わりです。

 

親は、子供の異変に気付くように気を配らなければなりません。

 

大人の責任は何か?親の責任は何か?

私も今一度考えさせられる番組でした・・・

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

 

 

         ゲーム好き主婦の

 

 

 

              ひとりごとでした・・・

 

 

 

 

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