ゲーム好き主婦のひとりごと

気の向くままに、思い付くままに書いた独りよがりブログ

低アレルゲン給食 箕面市

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 国民病とか文明病と呼ばれるようになったアレルギー疾患。

生涯アレルギー症状を持ち続ける場合も少なくありません。

 

小さな子供たちが、病院で食物アレルギーを軽減する治療を

以前見ました。

 

医師が見守る中で、牛乳アレルギーの治療を懸命に行うお子さんの

姿を見て、けなげという単純な感想を持つ事すら許されないような

複雑な気持ちになりました。

 

アレルギー疾患をお持ちの親御さんたちの心痛は、

計り知れません。

 

せめて、学校で食べる給食くらい同じ物を食べて、食事を楽しんで

もらいたいなぁ~と私も思います。

 

箕面市がそんな給食に取り組み始めました。

 

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食物アレルギーがある子どもでも安心して給食が食べられるよう、

大阪府箕面市が2019年1月から、小中学校全20校

約1万2千人分の給食のおかずに卵、乳、小麦などの

代表的なアレルギー源を使うのをやめた。

 

安全を最優先した取り組みで、文部科学省によると、

全国的にも珍しいという。

 

きっかけは東京の事故

 5月下旬。箕面市桜6丁目の市立南小学校の5年1組の教室で

「いただきます」の声が響いた。

 

この日のおかずはミネストローネとポテトサラダ。

 

サラダは卵抜きのマヨネーズ風調味料を使用。

マカロニは米粉で作った。「おいしい」。

児童らは次々おかわり。容器は空になった。

 

 記者も食べてみた。サラダの味はマヨネーズ使用のものと

変わらない。

 

マカロニはぷりっと歯ごたえがある。

以前は溶けて形が崩れたので、ゆで時間を短くし、

水で冷やしてから鍋へ入れた。

 

調理主任の尾崎阿実さん(31)は「試行錯誤を繰り返し、

『前よりはおいしくできた』と話し合いながらやっています」

 

 「低アレルゲン献立」と名付けた給食を導入したきっかけは、

東京都調布市の小学校で2012年、誤ってチーズ入りチヂミを

食べた児童が亡くなった事故だ。

 

 当時、箕面市は給食を中学校に拡大するための準備中。

アレルギーがある児童・生徒でも安心して食べられるように

できないかと検討を始め、府内の保育園で卵や乳を

使わない給食があると知った。

 

「保育園と学校では規模が違い、最初は難しいと考えていた」

と市教育委員会学校給食室の白井晃世担当室長。

それでも実現の道を探っていったという。(朝日新聞)引用

  

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箕面市が給食で使用しない食品

 

 

特定原材料7品目

 

食品

対応内容

使用しません
牛乳・乳製品

調理には使用しません

飲用牛乳や角チーズ・棒チーズ、カップ入りのヨーグルトは使用します

小麦・小麦製品

調理には使用しません

しょうゆなどの調味料で、小麦が使われるものは使用します

えび、かに、そば、落花生 使用しません

 

その他の食品

       (ココナッツミルクくるみなど)

  • 貝類(あさり、貝柱など)
  • 魚卵、魚卵を含む魚類

  (たらこ、ししゃも、きびなご、わかさぎなど)

  • キウィフルーツ、メロンなど

給食調理で除去の対応ができる食品

副食について、以下の5食品及びその加工品について除去の

対応ができます。

 

食品

除去対応の例外

大豆 しょうゆ、みそなどの調味料や大豆油の除去はできません
ごま ごま油の除去はできません
大麦、いか、たこ  

 

  • 上記以外で食べられない食品がある場合は、

        その食品を含むおかずは提供できません。

 

  • 炊き込みごはんなどの主食については、

  食べられない食品の種類に関わらず、

  米飯(白ごはん)を提供します。

給食の提供ができない場合

以下のいずれかに該当する場合は、極微量で食物アレルギー反応が

誘発される可能性があるため、給食の提供ができない場合が

あります。

 1、調味料やだし、添加物の除去が必要な場合

 

 2、材料の採取方法 

 しらすにえび、かにが混ざる漁法で採取されているもの

 やえび、かにを捕食しているものについても除去の指示が

 ある場合

 

 3、油の共用ができない場合

 

 4、加工食品に原因食品と同一工場や製造ライン使用の表記が

  あるものについても除去の指示がある場合

 

 5、食器や調理器具の共用ができない場合

 

 6、その他上記に類似した学校給食で対応が困難と考えられる場合

 

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 改めて見えてくる課題

 

主要なアレルゲンを使わない「低アレルゲン献立」を採用したのだから、
課題点・問題点も全て解決!・・・というようにはならないのが

現実のようです。

 

実は、低アレルゲン献立に変えた1月から、

アレルゲンの誤食ゼロが続いていましたが、
5月末に1件アレルゲンの誤食が起きました。

 

食物アレルギーをお持ちのお子様ご本人が、
アレルゲンを除去した食事を別途取りに行かなければいけないところ
取りに行かずにアレルゲン入りのお食事を食べてしまいました。


誤食してしまったお子様は幸いにもアレルギー症状を
発症しなかったということですが、本人も担任教諭も

気づかなかったとのことです。

 

箕面市教育委員会学校給食室の白井担当室長さんは、
「食事を提供する限り危険はゼロにはならない。
 安全性を最優先して何ができるか模索したい
とお話されています。

 

食物アレルギーに詳しい

小児科医の伊藤節子・同志社女子大特任教授のお話では、
  「卵や乳、小麦を全部除いた学校給食は珍しく、』

  『給食の安全性としては一番いい方法」


とお話する一方、
「子どもが『何を食べても大丈夫』と思ってしまうと、事故が起きかねない』
『 完全に治るまでは、食べられないものがあると家庭や医療機関で』

『教育することも大切」


と懸念事項も指摘されていました。

 

                   記事参照元朝日新聞

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今回、箕面市の取組、低アレルゲン給食についてご紹介しました。

 

どの自治体でも、食物アレルギーへの対応については、
取組まなくてはいけない課題として認識しています。

 

個別に対応していくとなると、時間も手間もかかります。
 
箕面市が行っている取組を、多くの自治体が学んで持ち帰り、

更に、創意工夫をしてくれることを望みます。

 

アレルギーがあることは、子供の責任ではありません。

そんな子供たちの為に、大人は何ができるか?

 

どんな工夫をしてあげて、生きやすくしてあげらるか?

その親御さんだけではなく、

社会全体で考えなければいけない問題です。

 

何故なら、この先もっと増える可能性があるからです。

 

アレルギーがあることをマイナス要素だと思わずに、

無い人よりその分、その痛みや苦しみが分かり、

その分強いはず、その分優しいはずです・・・

 そんな風に考えてくれたらと思います。

 

アレルギーのある子たち、アレルギーに負けるな!!

貴方たちは、強くて優しい子たちだ!

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

         ゲーム好き主婦の

 

 

             ひとりごとでした・・・

 

   

 

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