ゲーム好き主婦のひとりごと

気の向くままに、思い付くままに書いた独りよがりブログ

リカ 2-最終回 『純愛モンスターの愛は本物?』

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今日の記事でドラマの記事は、今年最後になります。

ドラマを読んで下さった読者の皆様、ありがとうございました!

 

今のところ、来年も書こうと思っていますので

よろしくお願い致します。

 

このドラマ、隆雄がストーカー女のリカに狙われて可哀想と

思いがちになりますが、果たしてそうでしょうか?

 

リカと会うきっかけを作ったのは、隆雄自身です。

 

それも仕事の為とは言え、相手に断りも無く女性の

恋愛における心理状況を知る為に、リサーチしようとしました。

 

リカの気持ちが隆雄に傾いてから、

『実はリサーチでした。すいません』と言ってもリカは、

思い込んだら、宇宙人のように話の通じない女です。

 

そんな女と偶然とは会ってしまった隆雄は、リカが言うように

ある意味、『運命の人』だったのかも知れません。

 

隆雄が、自分自身で招いた運命だったとも言えます。

 

ラストシーン・・・怖いです!画面が怖いのではありません!

その先のを想像すると怖いのです!

 

想像するなと言っても、絶対想像します!

 

自分の想像力が怖いと思ったことは、

最近無かったので、マックス怖い!

      

前回の最終回ラストシーン、亜矢がいなくなって、

隆雄が着信拒否を解除したところへリカが電話を

かけて来ました。

 

しかし、隆雄が亜矢のことが心配なあまり、

感情的になったことで、リカを怒らせしまった・・・

 

隆雄がリカの気持ちを分かってくれるまで、

もう電話はしてこないと怒って電話を切ってしまったリカ!

 

リカのベットで足だけ見えている亜矢は、大丈夫なのか?

 

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2の最終回いきます。

 

ベットで足だけ見えている亜矢・・・そのベットの横にリカが

亜矢の為に作ったワンピースを、持って立っています。

 

隆雄は、菅原刑事に電話をして、リカからかかって来た非通知の

電話の居場所を特定できないか?聞きますが、

一般にかかってきた非通知の電話を特定する場合、

事件性ありと裁判所が認めてからの作業になります。

 

警察はまず、行方不明者が事件や事故に巻き込まれた可能性が

無いかを捜査します。

 

隆雄 『亜矢は、間違いなく雨宮リカの部屋にいるはずです!』

   『事件性なら大ありですよ!』

 

菅原 『まだ誘拐と決まった訳では、ありません!!』

   『本間さん、落ち着きましょう・・・』

 

   『私の方で以前、雨宮リカが勤めていた』

   『花山病院の資料を調べてみます』

 

   『3年前の、雨宮リカの住所なら分かるはずですから』

隆雄 『はい、よろしくお願いします・・・』

 

菅原刑事が、隆雄のマンションに来た。

葉子『亜矢は見つからなかったんですか?』

 

菅原 『3年前の雨宮リカの住所を訪ねてみてみましたが』

   『そのマンションには住んでいませんでした』

   『と言うより昔からいなかったんです』

 

『花山病院時代の経歴は、何もかもが嘘だったということです』

葉子 『全部嘘・・・』

『なんで当時の警察は、雨宮リカを疑わなかったんですか?』

 

菅原『当時は亡くなった医師同志によるトラブルだと考えられ』

  『雨宮リカに嫌疑がかかることは、無かったようです』

  『警察をここまで欺くとは・・・』

 

いやいや、警察は能無しってことでしょう?

そこは、認めないと・・・

上の人間が能無しだと悲惨なことになります!

 

葉子 『関心してる場合じゃないでしょう!』

   『今こうしてる間にも』

   『亜矢はあの女に何かされてるかも知れないんですよ!』

 

菅原 『非通知先の特定については』

   『すでに裁判所に令状の申請を頼んであります』

 

   『それが通れば雨宮リカの情報を、得ることができますから』

葉子 『それは、いつ?』

 

菅原 『それは・・・』

隆雄 『待っててもしょうがない・・・こうなったら俺が』

   『彼女をおびき寄せるしかない』

 

葉子 『どうやって・・・電話もかかって来なくなったのに?』

隆雄 『文通アプリにもう一度登録して、彼女にコンタクトをとる』

 

菅原 『雨宮リカと出会った、マッチングアプリのことですか?』

隆雄 『そうです!』

 

   『彼女のアカウントが残っていればいいのですが・・・』

操作してみると・・・

   『いたぞ!!彼女にもう一度メッセージを送る』

   『きっと返事が来るはずだ!』

 

菅原『ちょっと待って下さい!本間さんが単独で動くのは危険です』

 

隆雄 『だけど他に亜矢を助ける方法が無いじゃないですか?!』

   『警察が動くのを待ってら、手遅れになってしまうでしょ?!』

 

確かにそうなんだけど、隆雄はまだリカの本当の怖さを知りません。

とても、危険です!

 

しかし、警察は組織で動くところなので、隆雄が言うように、

手遅れになる可能性はあります。

 

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隆雄のメッセージをリカが読みました。

【リカさん。】

【先ほどは失礼なことばかり言って、申し訳ありませんでした。】

 

【お互いの誤解を解くために、もう一度きちんと】

【お話がしたいです。】

 

リカから返事がきました。

【隆雄さん。メッセージどうもありがとう。】

【私の気持ちがやっと通じたようで、嬉しかったです。】

 

【こうしてメッセージを書いていると、】

【なんだか出会ったばかりの頃のようですね。】

 

隆雄

 【メッセージ、気づいて下さりありがとうございます。】

 【よければ、またお電話いただけませんか?】

 

すぐに電話がかかってきた。スピーカーにして3人で聞く。

リカ 『隆雄さん・・・リカです』

隆雄 『お電話、お待ちしてました』

 

リカ 『隆雄さんならきっと』

   『私の気持ち分かってくれると思ってたわ』

 

いやいや、貴方の気持ちを分かる人は、かなり少ないと思いますよ。

 

人質取られてるんだから、貴方と連絡とりたいだけですよ。

勘違いしてますよ、リカさん・・・

 

隆雄 『先ほどは、本当に申し訳ございませんでした』

   『もう一度僕と会って頂けますか?』

リカ 『ええ~勿論!』

 

隆雄 『ありがとうございます!早速ですが、そちらの住所』

隆雄が全部言わないうちにリカ 

   『いいえ、私が隆雄さんのお家に行くわ・・・』

それを聞いて3人で顔を見合わせる。

 

隆雄 『それはどういう意味で?』

リカ 『まずは、二人っきりで将来についてきちんと話合いたいの』

 

はぁ~?将来って・・・今は亜矢の話でしょう?

何処をどうやったら将来の話ってなるの?

やっぱり、宇宙人だ・・・

 

隆雄 『亜矢は?』

リカ 『大人の話に、子供を巻き込むのは良くないわ』

 

隆雄 『でも・・・』その先を言いかけた隆雄を葉子が止めた。

   『分かりました!では、うちに来てください!』

 

リカ 『本当に行ってもいいの?』

隆雄 『ええ、構いませんよ』

 

リカ 『嬉しい・・・準備をしたら直ぐに行くわ!』

隆雄 『待ってます』

 

葉子 『本当に来るかしら?』

隆雄 『必ず来るよ・・・葉子は実家に戻っていてくれ』

葉子 『いやでも・・・』

 

菅原 『そうした方がいいです』

   『万が一雨宮リカに姿を見られたら』

   『どんな強硬にでるか分かりません』

 

   『私がマンションの外で、見張りをしつつ応援を呼びます』

葉子 『亜矢のことは?』

 

菅原 『雨宮リカの自宅のことが判明したら』

   『捜査員に直ぐ亜矢ちゃんを、保護に向かわせます』

 

   『本間さんは、ここで待機していて下さい』

   『応援が来たら私が直ぐに戻ります』

 

葉子 『貴方、気をつけてね・・・』

隆雄 『ああ~・・・』

 

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そして、リカが小さめのスーツケースを引きながら、

隆雄のマンションにやって来た。

 

その時マンションの外で、菅原が電話をしていた。

菅原 『一人でいいんです』

   『応援の刑事をよこしてもらえませんか?』

 

『花山病院の件が再捜査になるかもしれない、重要な案件なんです』

   『ですから、証拠はこれから。もういいです』

   『所轄に頼みますから・・・』

 

人の気配に菅原がふり向いた・・・そこにいたのは、リカだった!

リカ 『花山病院・・・刑事?』

驚く菅原 『雨宮リカ?』と言い終わったと同時にリカの右手は、

菅原の胸にあった!

 

何が起きたのか分からず、自分の胸とリカの顔を見た菅原、

次の瞬間、目を見開いてまま後ろに倒れた!

 

残されたリカの右手に握られていたも物は、

血まみれのメスだった・・・

 

その血まみれのメスを素早くバックにしまうリカ。

目を開けたたママ倒れた菅原は、目を閉じた・・・

 

その菅原を上から冷ややかな目で見降ろすリカ・・・

そしてその場を立ち去った・・・

 

隆雄の部屋のチャイムが鳴った。

モニター画面を見るとリカの顔が・・・

 

隆雄『どうして!』思ったろり早く来たりリカに、

慌てる隆雄・・・『はい・・・』

 

満面の笑みでモニター画面に映るリカの顔 『隆雄さん。リカです』

隆雄 『ちょっと散らかっているので、待ってもらえますか?』

   『5分後にもうい一度鳴らして下さい』

笑顔でリカ 『は~い・・・』画面は切れた。

 

隆雄は、菅原刑事に電話する隆が、菅原は電話には出ず、

メッセージを入れる。

 

隆雄 『リカがマンションまで来てます』

『菅原さんは、会えなかったんでしょうか?直ぐに連絡下さい!』

 

その後隆雄はあたりを見回し、包丁を隠し、ゴルフバックの中から

アイアンを一本手に持つと、ソファーの間に隠した・・・

 

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その時部屋のチャイムが鳴った。

ドアを開けるとそこには、満面の笑みのリカが立っていた。

 

あれ?ライト足りないよ~。高岡早紀さんの目じりの多数のしわや

目の周りのたるみが酷い・・・ライトライト!!ライト当てて!

これじゃ、自称28歳きついよ~・・・

 

リカ 『こんにちは。隆雄さん・・・』

隆雄 『どうぞ・・・』

リカ 『ありがとう・・・』

 

そう言って玄関に入ったリカが、小さめのスーツケースを引いて

入ったのを少し驚いた様子で隆雄は見た。

 

部屋の中に入ったリカ 

  『うわ~広~い。隆雄さんとお話する度に』

  『どんなお部屋に、住んでいるのかなぁ~って想像してたの』

  『想像以上に素敵・・・』

 

リカは、窓のカーテンの所へ行きカーテンを触りながら、

リカ『一緒に住むようになったら、カーテンの色を変えてもいい?』

  『もう少し、明るい色の方がこの部屋に合うと思うわ』

隆雄『ああ~・・・』

 

えー!!話飛び過ぎじゃない?

何の話合いもしてないのに一緒に住むって・・・

 

ねえ~リカさん、男と女が一緒に住むってどういうことか

分かってるの?

 

貴方たちまだ、何もしてないでしょう?手も握って無いし・・・

 

リカ 『キッチンもリフォームしましょう』

『リビングの照明も・・・シャンデリアっぽいのがいいわ~』

 

ああ~・・・もうすっかり奥さん気分だ。

この思い込み半端ないね!

 

いたたまれず隆雄 『お茶入れて来るね。適当に座っていて下さい』

リカ 『お構いなく・・・』

 

そしてリカは、持って来たスーツケースを開けると

リカ 『ねえ~隆雄さ~ん、洗面所は何処?』

隆雄驚いて 『え?!・・・』

 

リカ 『毎回持ってくるのも面倒だから』

   『化粧水とか置かせてもらってもいい?』

驚きで目を丸くする隆雄 『いや~・・・』

少し怖い顔で 『だめなの?』

隆雄 『いえ・・・あっちです・・・』と指さした。

 

亜矢が人質になっているので、何一つ嫌とは言えません。

 

隆雄はリカが洗面所に行った隙に、菅原にメールをした。

【リカ入って来てしまいました。今直ぐ来て下さい。】

 

隆雄は、リカにコーヒーを出した。向かい合って座る二人。

リカは、コーヒーをじーっと見ている。

 

隆雄がリカに、どうぞと声をかけると

リカ 『隆雄さんのと交換してもいい?』

そう言うと自分のコーヒーを隆雄の前置いた。

隆雄は、自分のコーヒーをリカの前に置く。

 

リカ 『隆雄さんから飲んで・・・』

驚きながらもコーヒーを一口飲む隆雄・・・

それを見て微笑みながらリカは『いただきます』と言って

コーヒーを一口飲んだ。

 

そして微笑みながら『いいですね。家庭って・・・』

   『私がずーっと欲しくて中々手に入らないもの・・・』

   『運命の相手と結婚して、暖かい家庭を作る』

 

   『それが私の夢・・・なのに高校生の頃から』

   『運命の相手が不幸にみまわれる・・・』

 

  『次々と私の前からいなくなってしまう』

『3年前もようやく運命の人に出会えて、心から愛してたのに』

   『彼もまた、いなくなってしまって・・・』

 

隆雄 『3年前・・・その男性はなんという方ですか?』

リカ 『大矢昌史さん・・・』

隆雄 『その大矢って医者も亡くなったんですよね』

 

リカ 『ええ~悲しかったわ』

   『後もう少しで、一緒になれるところだったのに・・・』

 

全然一緒になれる状況じゃありませんでした!

婚約者がいましたから!貴方の妄想です!

 

『同僚の医者が彼に嫉妬してたみたいで、彼を殺してしまったの』

 

違うでしょ?リカさんが、大矢昌史を刺した医者の娘を誘拐してて、

貴方が大矢昌史に殺されそうになったので、貴方が死んだら、

娘の居場所が分からなくなるから、大矢昌史を刺したんでしょう?

 

元はと言えば、貴方が誘拐をしたからでしょう?

 

リカ 『彼が死んで、世界は真っ暗闇になったわ・・・』

 『それから3年間、私も死んだようにずーっと引きこもってた』

 

   『でも、隆雄さんに出会えたお陰で、その暗闇から』

   『やっと抜け出すことができた・・・』

 

リカは、隆雄と初めてレストランアールで会った日のことを

会話を思い出していた。

 

リカ 『もう二度と誰からも愛してもらえない』

『運命の人なんて、この世にいないんだって絶望してた・・・』

 

   『でも、神様っているのね』

   『本当の運命の相手に、出会わせてくれたんだもの』

 

   『今度こそ失いたくない・・・貴方を・・・』怖えー!!

隆雄 『俺は、運命の相手なんかじゃない!』

 

リカ 『何言ってるの?』

『お互いがお互いを求めあったから、私たちは出会ったのよ!』

 

隆雄 『それは、あんたの思い込みだろう?!』

リカ 『どうして?隆雄さんの方から会いたいって言ったのよ!』

 

隆雄はリカと初めて会った時のいきさつを思い出していた。

 

『作家の恋』という本を映画化するにあたり、

文通アプリでメールのやり取りをしていた二人でしたが、

本では、実際にあった事で、恋に発展しているので、

死んだ坂井に進められリサーチの為に、リカに会いたいと

言ったのは、確かに隆雄の方でした。

 

リカは、バックから『作家の恋』という本を出して、

   『この本にもそう書いてあるじゃない』と言った。

 

隆雄 『なんでその本を?・・・』

リカ 『隆雄さんのことは、全部知ってるの』

そう言いながら楽しそうに、本のページをめくる・・・

 

いたたまれず隆雄 『それでリカさん、亜矢は無事なんですか?』

リカ 『亜矢ちゃんに会いたい?』

 

隆雄 『当たり前じゃないですか!!』

   『亜矢の所へ連れて行って下さい!』

リカ 『そう焦らなくてもいいじゃない?』

 

隆雄 『お願いですから、答えてくれ!亜矢に何をしたんですか?』

   『亜矢は、無事なんですか?』

リカ 『そんな怖い顔しないの』

 

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しびれを切らした隆雄は、ポケットからスマホを出すと、

菅原刑事に電話をかけた。が出ない。もう一度かける。

 

リカ 『さっきから何なの?うるさいわね』

そう言うと、自分のバックから鳴っているスマホを取り出した。

 

その鳴っているスマホに隆雄が気がつき、リカの手から取り上げた。

自分の携帯に菅原の名前、リカが持っていた携帯に自分の名前。

 

そして気が付いた隆雄『なんで、菅原さんの携帯がここに?』

リカ 『菅原?誰?』

隆雄 『下で何があったんだ?』

 

リカ 『変な人が、ずーっとこのマンションを見張ってたの』

   『花山病院がどうとか、刑事がどうとか』

 

   『私の名前まで知ってたのよ。凄く気持ち悪かった・・・』

 

変な人は、あんたでしょ?

私にしたら、あんたが凄く気持ち悪いわ!!

 

隆雄『菅原さん・・・』菅原がどうなったか想像できますよね・・・

リカは、茫然としている隆雄の手から、二つのスマホを取り、

テーブルの上に置いた。

 

リカ 『そんなことより、将来の話をしましょう』

   『奥さん、ちゃんと離婚に応じてくれそう?』

 

   『もし話がこじれそうなら、私が協力するわ・・・』

隆雄 『俺は、離婚なんかしない!亜矢は、何処にいるんだ!』

 

そう言って、リカの肩の近くの両腕を持ち、強く揺すった。

リカ 『隆雄さん、怒鳴らないで!!』

 

隆雄 『もういい!警察へ行こう!そこで全部話す!』

   『洗いざらい全部』

リカ 『隆雄さん痛い、離して!止めっててば!』

リカが隆雄の腕を強く振りほどいたので、隆雄の手がテーブルの

コーヒーカップにぶつかり、コーヒーがそこら一面に飛び散る。

 

手がぶつかり、痛がる隆雄・・・

 

リカ 『隆雄さん大丈夫、ごめんなさい』と言って

近寄って来たリカを隆雄は、『来るな!』と言うと、

思いっ切り突き飛ばした!

 

リカは、椅子にぶつかり倒れて、『痛い!・・・』と言った。

 

『痛い・・・痛い・・・』と言いながら、泣くリカ・・・

『隆雄さん、助けて・・・』と悲しそうな顔で隆雄を見る。

 

すると隆雄は、ソファーに隠していた、

ゴルフのアイアンのクラブを取り出し、手に持つと

   『亜矢は、何処にいるんだ!』と聞いた。

 

リカ 『隆雄さん、そんな物騒なもの置いて・・・』

隆雄はアイアンを構えると

   『さっさと亜矢の居場所を吐け!』と言った。

 

リカ 『止めて!私の部屋よ!私は何も悪いことしてない!』

『隆雄さんが大事にしてるものを、傷つけるつもりなんてない!』

 

隆雄 『亜矢は、生きてるんだろうな?』

リカ 『生きてるわよ!』

隆雄 『本当か?!』

リカ 『本当よ!信じて!』

 

リカは思い出していた・・・

 

自分の部屋で、亜矢と漫画の話をしたり、リカが作った服を

亜矢がカワイイと言って喜んでくれたこと、

亜矢がスパゲティーを、食べた時話したことなどを・・・

 

そして、お腹いっぱいになった亜矢は、寝てしまったようだ・・・

リカ 『あの子を殺す訳ない・・・』

『だって亜矢ちゃんは、隆雄さんと私の大事な娘なんだら!』

 

   『私たちは、家族になるんだから!』

隆雄 『家族?!ふざけるな!あんたは、ただのストーカーだ!』

リカ 『私は、ストーカーなんかじゃない!』

 

隆雄 『だとしたら、人殺しだ!』

   『どうせ、大矢って医者もその手で殺したんだろう?』

リカ 『違う・・・』

 

隆雄 『坂井も原田さんも菅原さんも、全員お前が殺したんだ!』

   『そうに決まってる!』

 

リカ 『私の何がいけないの?私はいつも失ってばかりだった』

リカの頬を涙が伝う・・・『誰も私のこと信じてくれなくて』

 『幸せになろうと思っても、みんな私の邪魔ばかりして・・・』

 

『隆雄さんと一緒になれるなら、他には何もいらない!』純愛だ~

『どんな努力だってする!だから、お願いします』可愛い・・・

『私のことどうか、嫌いにならないで・・・』いじらしい・・・

私、こんなこと言ったこと無いよ~!言ってみたーい!泣けるー!

 

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そう言って隆雄の右足にしがみついた・・・

リカ 『私にはもう、隆雄さんしかいないの・・・』

 

リカの告白に戸惑いながら、『貴方がどんな人生を歩んできたのか』

『俺には分からない・・・きっと辛いことが多かったんだと思う』

 

『でも俺は、あんたの想いに答えることは、出来ないんだよ!』

リカ 『どうしても・・・』怖い、怖い!

 

隆雄 『ああ~どうしてもだ!俺には、大切な家族がいるんだ!』

『自分の命よりも、大切な家族が!それはあんたじゃない!』

 

   『早く、亜矢の所へ連れてってくれ!』

思いつめたような顔でリカ 『分かった・・・』

 

リカは、自分のバックの方へはって行くと、

次の瞬間隆雄の『うっ!!』という声と同時に右足に、

注射器を刺し、あっという間に液を注入した!

 

そして、もう一本液が入った注射器を左手に持った!

隆雄 『止めろ!何するんだ!』

リカ 『動くと危ないわ!』そう言って左腕に刺した!

 

リカは、隆雄を椅子に座らせた。

隆雄 『何をしたんだ・・・』

リカ 『隆雄さんがいけないのよ』

   『私を運命の相手と、認めてくれないから・・・』

 

隆雄 『俺を殺す気か?』首を横に振るリカ。

   『じゃぁ~何を?』

リカ『貴方の、手も足も全部貰う・・・目も口も全部リカの物よ』

えー!!怖いよー!何するのー!

 

それを聞いて怯える隆雄・・・『何がしたいんだ・・・』

段々麻酔がきいてきた。

リカは、3本目の注射器を手に持っている。

 

リカ 『隆雄さんの身体が不自由になっても』

   『例え目が見えなくなって、口がきけなくなっても』

   『私は、決し隆雄さんを見捨てたりしない・・・』

 

震え、怯えながら隆雄 『止めろ・・・』

リカ 『下の世話だって、ちゃんとするわ・・・』

   『私が一生隆雄さんの傍にいて面倒みてあげる』

 

   『そしたらリカの愛が本物って分かるでしょ?』

そんなもの愛でも何でもない!ただのエゴだ!

 

怯えながら隆雄 『狂ってる・・・』

隆雄の言葉に顔色一つ変えず、注射器を見て隆雄の首に

針を刺そうとするリカ・・・

 

隆雄はリカに口にガムテープを張られ、身体もガムテープで

腕と一緒にグルグル巻きにされ、身動きできない状態に

されています。

 

そして、テーブルの上には手術道具がずらりと並んでいます。

 

玄関で菅原を刺した血の付いたメスを手に取り、

それを、じーっと見つめています。

 

リカ 『すぐに楽にしてあげるからね・・・』と言って微笑んだ。

 

もう、怖いわ!!

怖さも度を過ぎると、笑っちゃうと言うのがありますが、

この台詞で怖すぎる度を越えて、笑ってしまいました。

 

血の付いたメスをガーゼで拭くリカ・・・

注射器を手に持ってリカ 『麻酔を打つわね・・・』

  『最初だけちくっとするけど、我慢してね』歯医者かよ!

 

そう言って隆雄に近づいて来るリカ・・・

 

左手で隆雄の顎を押さえて笑いながら、『目を開けて・・・』

開けない隆雄の瞼を、親指と一指し指で開けた・・・

 

隆雄の目に注射針が、段々近づいて来る・・・後、5㎝・・・

 

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その時、ドアが開く音がして、後ろを振り返るリカ!

菅原刑事と警官が2名飛び込んで来た!菅原さん、生きてたの?!

この絶妙のタイミング!刑事ドラマか?!

 

菅原 『そこまでだ!雨宮リカ傷害罪で逮捕する!』

キョトンとしてリカ 『どうして?・・・』

菅原 『確保しろ!』

警官2名 『はい!!』

 

リカは素早くメスを手に持って、近寄って来た警官の腕を切った!

う!!と声を上げる警官!

 

更にメスを振り上げたリカ!その腕に怪我をしていない警官が

銃を撃った!

リカの腕から血が飛び散り、傷口を抑えるリカ!

 

リカは『きゃー!!』と言ってうずくまる・・・

菅原刑事が隆雄の口のガムテープを剥がしてくれる。

 

リカ 『駄目!隆雄さんは、渡さない!!』

そう言ってメスを持った手を振り上げた!

 

菅原 『撃て!』今度は、足を撃たれた!

 

痛いと言って撃たれた足の傷を、抑えるリカ・・・

そのリカの血まみれの手に、手錠をかけられた。

 

隆雄を見ながらリカ 『離して!隆雄さん助けて!』

驚きの表情でリカを見る隆雄・・・

 

いや~、自分を植物状態の人形のようにしようとした人間に、

『助けて!』って、言われても助ける気なんて起きませんよ~。

 

警官が隆雄のガムテープを外してくれている。

隆雄 『俺より先に亜矢を!』

 

菅原 『たった今、非通知先の場所が特定されて』

   『捜査員を向かわせました!』

隆雄 『ほんとですか?ああ~・・・』

 

菅原 『私自身が、この女に襲われたことで』

   『やっと事件として動き出したんです!』

 

『このチョッキが無かったら、私もやられてましたよ!』

そう言って、胸を開け、防弾チョッキを見せた。

 

警察は、被害者が出ないと何もしてくれないからねえ~・・・

 

隆雄 『良かった~!無事で!』

菅原刑事、私もてっきり死んだと思ってました!

 

救急隊員が来ました。『怪我人は!』

菅原 『ここだー!』リカが連れて行かれます。

リカ 『隆雄さん!隆雄さん!』

   『隆雄さ~ん、隆雄さん、隆雄さーん!!』

 

連れて行かれることを嫌がり、暴れながら、好きな人の名前を

呼び続けるリカ・・・切ない・・・

 

う~ん、前回の相手の昌史が死んだ時も、リカは泣き叫んで、

昌史の名前を呼び続けて・・・

切なくて胸がキュンとしてしまいました。

 

狂ったストーカー女でも、そこは純愛なんですよねえ~・・・

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娘の亜矢は、クラスメートに意地悪をされている所へ

リカが来て、亜矢のことを助けたようです。

 

『パパとママいつ離婚するの?』とからかわれていたようです。

 

それに対してリカは、『あんな子たち相手にしちゃだめ!』

『皆亜矢ちゃんが可愛いから、亜矢ちゃんに嫉妬してるだけよ』

 

  『離れていたって』

 『パパは、亜矢ちゃんのこと凄く大切に思っているから・・・』

 

その言葉に頷く亜矢・・・

 

リカの腕のあざに気が付いた亜矢・・・

 

リカがそのあざを手で隠すと、亜矢 『それ、どうしたの?』

リカ『昔亜矢ちゃんぐらいの時にね、お母さんに叩かれた痕なの』

『え?』と、驚く亜矢・・・

 

リカ 『毎日のように叩かれてから・・・ごめんね』

   『気持ち悪かった?』

 

亜矢は『ううん・・・』と首を横に振ると、

リカが隠していた手をどけた・・・

そして、自分の両手をあざの上に乗せた。

 

亜矢 『亜矢もね、転んであざ作ったりすりむいたりすると』

   『パパがいつもこうやってくれるの』

リカ 『隆雄さんが?』こんなに優しい男、益々ほれてまうやろー!

 

亜矢 『うん!これがほんとの手当てだよって!』

   『早く傷が治りますようにって・・・』

リカ 『そう・・・』

 

亜矢 『お姉ちゃんのあざも、早く治るといいね』お姉ちゃん?

リカ 『ありがとう・・・』メルヘンや・・・

 

   『こんな風に優しくしてくれたの、亜矢ちゃんだけよ』

   『いつもびっくりされるから、お化粧して誤魔化してたの』

 

リカは、亜矢の両手の上に自分の手を乗せた。

   『暖かい・・・』

 

保護された亜矢は、『お姉ちゃんがどっか行っちゃって』

  『亜矢ずーっと一人でお留守番してたの・・・』

  『連絡しないで、ごめんなさい・・・』そう言って泣いた。

 

その話を聞いている隆雄と葉子の目にも、涙が溢れた・・・

 

泣く亜矢に隆雄 『亜矢は、なんにも悪くないよ!』

『怖かっただろう?すぐに見付けてあげられなくて、ごめんな』

   『ごめん・・・』

葉子 『良かったー亜矢!ママ、生きた心地しなかった』

と言って、亜矢を抱き締めた。

 

その二人を隆雄が抱き締めた。3人は泣いた・・・

隆雄 『もう、絶対に離さないから・・・』

 

そしてこのことは、ニュースになった。

【女児誘拐、警察官殺人未遂の疑いで 雨宮リカ容疑者を逮捕】

 

千秋はスマホでこのニュースを見た。『良かったー!!』

そう言って天を仰ぎスマホを胸に抱きしめ、大きく息を吸った。

 

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1週間後、会社に出て来た隆雄に佐々木部長が『本間、おはよう』

隆雄『部長、色々ご心配をおかけして、申し訳ありませんでした』

 

佐々木 『何言ってんだよう!俺の方こそ、』

    『何も知らなかったとは言え力になれず済まなかった』

 

    『奥さんと娘さん大丈夫か?』

隆雄  『ええ~まぁ~何とか・・・』

 

佐々木 『そうか!仕事の方は、心配しなくていいから!』

    『今はなるべく家族と一緒に過ごしてやれ!』

 

隆雄  『ありがとうございます』

    『でも、仕事はちゃんとやりますから・・・』

 

そこへ『失礼します・・・』と千秋が来た。

外で話をする二人・・・

 

千秋 『本間さん、本当に、本当に申し訳ありませんでした』

そう言うと深く頭を下げた。

 

隆雄 『千秋さん・・・頭を上げて!』

   『千秋さんも、被害者みたいなものなんだから』

 

いやいや、それは違いますよ。

千秋は、お金の為に情報を提供したのですから。

 

そして、その事を逆にリカに脅されたのです。

元はと言えば、お金に困ってやった事です。

 

お金に困っていても、やっていいことと、悪いことがあります。

 

   『千秋さんも、ずーっとあの女に脅されていたとはね』

   『さぞ、怖かっただろう?』

千秋 『本当に、本当に恐ろしかった!』こら、千秋!

貴方は加害者ですよ!被害者面しちゃだめでしょう!

 

千秋はリカにこう言われました。『貴方は、リカの仲間よ』

『坂井さんみたいに、なりたくないでしょう?』

 

隆雄 『言うこときかなかったら』

   『千秋さんも殺されていたかも知れないよ』

 

千秋 『ニュースで逮捕されたって知って』逮捕されなかったら?

   『私、ちゃんと謝らなきゃって・・・』

 

隆雄 『そうかぁ~、これでお互いにやっと、ほっとできるな』

頷きながら千秋 『お嬢さんは、大丈夫ですか?』

 

隆雄 『専門家の先生が言うには』

『家族が、一日も早く暮らせるようになるのが、一番だって』

『来月、妻と娘がマンションに、戻って来ることになったんだ』

 

   『本当はもう、あの部屋には住みたくないんだけど』

   『先生が今の娘には、新しい環境は良くない』

 

  『住み慣れた場所がいいって・・・プロに清掃してもらって』

   『おはらいもするよ・・・』

千秋 『とにかく、皆さんがご無事で良かったです・・・』

 

隆雄『亡くなった、原田さんや坂井の件を明らかにする為にも』

   『俺は、証言台にたつつもりだ』

千秋 『私も出来るだけ警察に協力します』

 

隆雄 『花山病院の件も再捜査が、決まったそうだから』

   『その事件も含めて、よろしく頼むよ』

千秋 『証言でも何でもします!』

 

隆雄 『雨宮リカの過去も、少しづつ分かってきたらしい』

『元々麻布にクリニックを持つ、医者一家のお嬢様だったって』

 

千秋 『どうして、そんな人が?・・・』

隆雄 『母親から、酷い虐待を受けてきたようだけど』

『両親が謎の死を遂げて、親戚の家を転々としてきたらしい』

 

千秋 『雨宮さん、何か自白したんですか?』

隆雄 『一切黙秘してる・・・ただ一点だけ』

 

   『俺や娘を殺すなんて考えたことも無い・・・』

『俺とは、家族になることしか、考えたことないって・・・』

 

ここが、ストーカーじゃないんですよね。

ストーカーは、自分のものにならなければ、殺してでも

自分の物にしたいと思います。

 

千秋 『リカって、純愛モンスターなんですかね?・・・』

なるほど・・・そうかも知れない。

 

隆雄 『皮肉だよな・・・あの女のことが』

   『家族とやり直すきっかけになるなんてなぁ~・・・』

 

   『俺の煮え切らなかった背中を押してくれたのは・・・』

   『あのモンスターだったんだ・・・』

 

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更に数週間後・・・電話をする隆雄。

 

隆雄 『荷物なら、ちゃんと届いてるよ』

   『開けるのは、葉子と亜矢がついてからでいいよな?』

 

葉子 『ねえ~、そのままにしておいて』

   『あ、ちょっと待ってね。今亜矢と変わるから・・・』

 

亜矢 『もしもし、パパ?もうすぐ着くからね』

隆雄 『待ってるよー!気を付けてな』

   『さてと・・・』

 

その後隆雄は、お湯を沸かしカップを3つ並べた・・・

そして、チャイムが鳴った・・・

 

笑顔になり『早かったなあ~・・・』と玄関に向かった。

『お帰りー!!』と言って

ドアを開けた!隆雄の顔が引きつった!!

 

そこに立っていたのは、リカだった!!

隆雄のスマホに菅原刑事からの電話が鳴っていた・・・

 

テレビのニュース速報が流れた!

【入院中の雨宮リカ容疑者 看護師を殺害し 警察病院から逃走】

 

ただいま・・・隆雄さん・・・

 

そして、リカは微笑んだ・・・

 

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ラストいかがでしたか?

この先どうなるのか?嫌でも想像しますよね?

 

自分の想像力が怖いです!

 

ところで皆さん、ストーカーとモンスターの違い分かりましたか?

 

このドラマの中で、リカのことを最初は、

ストーカーと言っていましたが、最後『純愛モンスター』と

千秋は言っていました。

 

ストーカーは、自分のものにならなければ、殺してでも自分の

ものにしようとします。

 

ある意味、殺すことで自分のものになったと思うのでしょう。

でもリカは、好きな人を殺しません。

 

だけど、絶対に手に入れるのです!

相手を人形のようにしてでも・・・

 

結局は、ストーカーもモンスターもどちらも相手に対して、

強い執着を持ってしまう為、

ある意味ものとして手に入れたいのです。

 

人は、ものではありません。

感情を持った生き物です。

 

手に入れるとか入れないとか、そんな稚拙な考え方だから、

ストーカーやモンスターになってしまうでしょう。

 

しかし、このドラマ、ストーカー?モンスター?を主役にするなんて、

ある意味画期的だと私は、思いました。

 

これは、形を変えた恋愛ドラマではないかと思います。

 

ドラマは、今年はこれで終わりです。来年は?

一応書くつもりではいます。

読んでもらえたら嬉しいです。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

       ゲーム好き主婦の

 

           リカ2-最終回でした・・・

 

 

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