ゲーム好き主婦のひとりごと

気の向くままに、思い付くままに書いた独りよがりブログ

サバクトビビバッタの蝗害に新型コロナウィルスの影

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読者の皆様こんにちは。

 

サバクトビバッタがアフリカの南部で今年の1月に、

大発生した記事を以前書きましたが、

新型コロナウィルスのパンデミックが、この駆除を妨げています。

 

ooinunohuguri.hatenablog.com

  

FAO(国連食糧農業機関)は、

まだ最悪の事態にはなっていないものの

6月には、500倍に増える可能性があると予測しています。

 

現状は、サバクトビバッタの第2波が訪れてしまいました。

 

FAOによると、第1波の20倍のサバクトビバッタ

東部に発生したのは、3月後半の大雨のためです。

 

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    作付時期に襲来

 

サバクトビバッタの大群は、イエメンに侵入したのち、

イランのペルシャ湾沿岸560マイル(901Km)におよぶ地域に

定着し、産卵しました。

 

サバクトビバッタの新たな群れの大発生は、特にケニア

エチオピアソマリアで深刻になっています。

 

農家は、作付けの時期でした。

雨季が始まり、苗が伸び始めていたところへ大群が押し寄せ、

根こそぎ食い尽くしてしまったんです。

 

今回のサバクトビバッタが大発生した地域は、

新型コロナウィルスのパンデミックを防ぐ為に、

ロックダウンされた地域で起きています。

 

旅行制限がかかっているので、専門家が大発生の国々に行き、

駆除対策やトレーニングをする妨げになっています。

 

次々に悪条件が重なることで、

サバクトビバッタの大発生を、促す要因になってしまいました。

 

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     サバクトビバッタの特性

 

以前の記事でも説明しましたが、サバクトビバッタは、

通常は単体で活動する「孤独相」なのですが、

「群生相」に変わる20種のうちの一つです。

 

この群生相に変わったサバクトビバッタは、

一日に90マイル(145キロ)移動できる、

大群になったということです。

 

孤独相のサバクトビバッタが、群生相に変異するきっかけは、

雨です。

 

サバクトビバッタは、湿った砂地のみに産卵します。

 

卵からかえったサバクトビバッタは、

生え始めたばかりの草を食べ、食べつくすと、

次の食べ物を求めて群れをなして、移動します。

 

その際、サバクトビバッタは、移動に適した状態へと変化します。

 

筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から、

非常に目立つ黄色と黒に変わります。

 

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  前例のない大雨が大発生のきっかけ

 

今回のサバクトビバッタの大発生は、

2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯低気圧)がアラビア半島

大雨がふったことがきっかけになっています。

 

サバクトビバッタの初期段階での大発生を、探知できなかったのは、

この地域が、戦争や不安定な状況の地域だったためです。

 

従来よりFAOは、群れをなして移動を始めるバッタの早期発見に

関する情報を集めていました。

 

担当者は、複雑なネットワークを調整して、

アフリカ東部からインドまでの20数カ国と連携し、

現地のひとたちとトラックでパトロールし、

害虫などを監視していました。

 

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       食い止める術は?

 

2018年に始まったサバクトビバッタの大発生の始まりは、

オーマンの人里離れたサバクだったのは、運が悪かった。

 

そのあたりには、誰も人がいなっかた為、

警告が発せられなかった。

 

サバクトビバッタの大発生は、初期段階で食止められなければ、

その拡散を食い止めることができないというのが現実です。

 

その為に、サバクトビバッタは、2世代で繁殖してしまった。

各世代は、前の世代より20倍増えると言われています。

 

方法は、殺虫剤の散布しかありません。

 

幸いなことに、流通全体の遅れはあったものの、

殺虫剤と噴霧器が世界各地から届いています。

 

ケニアエチオピアなど、

最近サバクトビバッタに襲来された国には、

殺虫剤の散布に詳しい専門家が数多くいます。

 

今後6月後半から7月前半にかけて収穫期が始まります。

この収穫と全く同じ時期に、次の世代のサバクトビバッタ

大群が発生しそうなのです。

 

駆除が遅れれば、アフリカで自給自足で暮らす農民の食料を

食べ尽くすことになってしまいます。

 

サバクトビバッタが飛来しそうな国は、

準備をしておくことが大事です。

 

そして、繁殖させないことをしないと、

1948年から始まった大発生のように制御不能になります。

 

この時は、1963年まで収束しませんでした。

一刻も早い対策が必要です。

 

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    サバクトビバッタの駆除

 

サバクトビバッタは、殺虫剤抵抗性が低く、

効果はてきめんのようです。

 

しかし、人体への影響は無視できないため、

散布するためには、人々を退去させなければなりません。

 

液状の殺虫剤をULV(ウルトラ¥ろー・ボリュウーム)という

微粒子化して、少ない量で高い効果かが得られるように

工夫されている。

 

トロール隊を派遣して、サバクトビバッタの状況を把握して、

移動能力が低い幼虫の群れを見つけ次第、

地上から殺虫剤を散布します。

 

FAOは、必要な金額を7月までに、7000万ドルから7600万ドルに

引き上げましたが、28,4%しか集まっていません。

 

   メタリジウム・アクリドム

 

新しい生物化学的な駆除方が期待されています。

 

「メタリジウム・アクリドム」と呼ばれる菌類です。

 

殺虫剤の散布が始まると、その地域に住んでいる人々は、

殺虫剤が弱まるまで、24時間避難していなければなりません。

 

それにもし、殺虫剤を正確に散布できなければ、

その地域の他の昆虫も巻き添えをくいます。

 

「メタリジウム・アクリドム」と呼ばれる菌類であれば、

バッタやイナゴの仲間だけを退治できるので、

他の昆虫を巻き添えにするリスクが減ります。

 

   サバクトビバッタの生態は謎

 

サバクトビバッタは、

長年にわたって研究の対象となってきましたが、

以外にも野外での生体はよく分かっていません。

 

サバクトビバッタの野外での行動パターンは、

まだ把握されていません。

 

環境によって大きく変わってしまうのです。

 

それは、サバクトビバッタが生息している半砂漠地帯は、

1日の気温差が20℃以上、砂丘があったり、風が強かったり、

地面の上は昼間は、60度以上になったり、食生も独特です。

 

サバクトビバッタ生態学的な意味が分かるように、

フィールドワークをして、特徴を理解することで

防除ができるのかもしれません。

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   地球温暖化との因果関係

 

バッタ類の脅威は、

これからもすますひどくなる可能性があります。

 

それは、地球温暖化は、バッタ類にとっては好都合なのです。

 

バッタが大群になるには多くの食物が必要ですが、

その為には雨が必要です。

 

ここ数年は、サイクロンが増えたり繰り返し発生したりして、

バッタの大群が移動しながら産卵できる湿った土壌があれば、

バッタは、どんどん増えるでしょう。

 

人間が招いた地球温暖化は、サバクトビバッタ

食料を食い荒らされるという逆襲を、受けているとも言えます。

 

自分が蒔いた種?身から出た錆?サバクトビバッタの逆襲に、

人間は、根本的な解決をしないといけないのかも知れません。

 

果たしてそれは何か?・・・

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

       ゲーム好き主婦の

 

            ひとりごとでした・・・ 

 

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